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2021.09.17 Friday一定期間更新がないため広告を表示しています
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どうしても終わらせたい用事があって、
思いがけず夜に1人ドライブ。
キュンとせつなくなる音楽を聴いて、
久しぶりにこんな気持ちになるのもいいものだなと思いました。
でも家に着いて玄関のドアを開けたら、
私の車の音を聞き付けて待ち構えていてくれた
ほかほかの笑顔のふたりが手を繋いで立っていて、
やっぱり今の私にはこんな気持ちになれる日々がぴったりだなと思いました。
最近、娘に覚えさせたいなと思ってよく歌ってる歌があります。
にわのシャベルが 一日ぬれて
雨があがって くしゃみをひとつ
くもがながれて 光がさして
みあげてみれば
ラララ にじがにじが
空にかかって
きみのきみの 気分もはれて
きっと明日は いい天気
きっと明日は いい天気
なんだか元気づけられて、きっと明日はいい天気
のところではいつも涙声になってしまうので、
不思議そうな顔で見られていますが、
とても大好きな歌です。
一緒に悲しんでいるあの子にも届きますように
『この街では亡くなった人はみんな風になる』
っていうホノカアボーイのレオの言葉が頭から離れない日。
去年、私の中ではかなり大変だと思うことがあって、
もうここからは上がるしかないだろうと思っていた矢先の今年の初めに、もっともっと辛いことが続けてありました。
その中でも特に辛かったのが、大切な母との別れで、本当に深い悲しみの中にいたのですが、その時にいろんなことがわかりました。
自分の傲慢さとか、周りの人の本当の心とか、
強いと思っていた人の方が弱かったこととか、
一緒に泣いてくれる人のありがたさとか、
背中に置いてくれた手が温かいこととかいろいろです。
人はこんなにも簡単に死んでしまうものなのかなとか、何のために生きているのだろうとか、なぜ死んでいくのだろうとか、そんな思春期の中学生みたいなことを繰り返し考えていました。
明日がくることは当たり前のことではないし、
会いたい人に突然会えなくなるかもしれないということを、今までも分かっていたつもりだったけど、これからは常に心のどこかに置いておこうと思いました。
20年前に父が亡くなった時に母が言った、
「人はいつどうなるかわからないから、好きなことをして生きていこうね」という言葉を聞いて、
私は本当に好きなことをさせてもらっていたけれど、母は好きなことをできていたのかな…。
ごめんねと思うことばかりで、これから私たち姉弟ができる親孝行は、私たちがしあわせになること以外にも何かないだろうかとか、
せっかく生きているのだから何かを成し遂げたい、世の中の役に立つような、心の中を晴れさせるような…というようなことを最近は考えていました。
当初は、母と娘と3人でよく出かけていたスーパーへ行くことさえさみしくて、いろいろ思い出したり心細かったりしていたのですが、
今ではゆっくりゆっくり時間を過ごしていけば大丈夫と思うようになりました。
実の父と母はこの世からはいなくなってしまったけれど、
心から心配してくれて、なんでも遠慮なく言ってね、親子なんだから…と言ってくれる優しい義父と義母のいる私は恵まれていると思いました。
背中をさすってくれる友達がいて、
何も言わずにポンと背中に手を置いていってくれた友達夫婦がいて、
心と手の温かさに私はほんとうに救われました。
本当にどうもありがとうと伝えたいです。
私もそうなりたいと思いました。
今1番強く思うことは、
自分の家族としあわせに暮らしたい、
そして周りにいてくれる人たちのことをもっと大切にしたいということです。
これからは母との思い出や一緒に過ごしたことを心の真ん中に置いて生きていこうと思いました。
なんだか、自分の心の中を整理したかったり今の気持ちを残しておきたくて、書こうかどうしようかすごく迷ったのですが、暗い文章になってしまってごめんなさい。
さあ、このブログを書き終わったらまた新しい私になってどこまでも進んでいけますように…。
空が高くて深い水色になりますように。
心地よい風が吹いてきますように。